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【スポーツコラム】清水満のSPORTS PLUS+ 遼クンは“プロの域” (1/2ページ)
このニュースのトピックス:10代
低迷する男子ゴルフ界に、救世主のごとく現れた石川遼=東京・杉並学院高1年=が、来季早々のプロ入りを口にした。今季最終戦を終えて「プロになりたい気持ちはかなり大きい」と話し、アマでやり残したことは「ない」と。16歳と3カ月の“決断”である。
周囲はいろいろなことを言う。「ジュニアやアマで十分実績を作ってからでも…」「まだまだ成長途上、肉体的にも精神的にも大人になってからでも…」。一理あるが、よけいなお節介だろう。10代ゆえ進路の判断は周囲の大人に委ねられることも多いが、過去にアマのタイトルを獲得し、プロ転向した選手が必ずしも成功しているとは限らない。5月のプロトーナメントの優勝で2009年までのシード資格を持つ。その特典を行使しない手はない。
客観的に見ても石川は“プロの域”にある。精神的な部分は、むしろ大人以上のタフさを持っている。プロでの勝利で一躍、時の人になった。今季出場した8試合では多くのギャラリーを引き連れるが、嫌な顔ひとつせず、笑顔を絶やさない。プロ以上にアピールしている。先週、最終日最終ホール、「ギャラリーが一番多くいるところでは、何か力を貰えるんです」と出場選手唯一のバーディーを奪って魅せる。やはり、並みの器ではない。