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【プロ野球】 西武涌井今季ワーストの降板

2009.5.22 20:49
【西武対横浜】先発した西武・涌井は、横浜打線に捕まり六回途中で降板した=西武ドーム(中川春佳撮影)【西武対横浜】先発した西武・涌井は、横浜打線に捕まり六回途中で降板した=西武ドーム(中川春佳撮影)

 同点の四回一死二、三塁。相手のスクイズに西武の涌井が必死で前進して、銀仁朗へグラブトスした。だが、送球が大きくそれる痛恨の失策となり、2者が生還。この回1点を追加され、復調のきざしの見えないまま、六回途中さらに1点を失ったところで無念の降板となった。

 立ち上がりから精彩を欠いた。今季登板した7試合で1度も失点していない一回に、下園に一発を浴びるなど2失点。その後も毎回走者を出す苦しい投球が続き、本来の投球にはほど遠い内容だった。

 西武は一昨年、昨年と交流戦で大きく負け越しており、まさに“鬼門”の時期だ。開幕から波に乗れない今季、渡辺監督は交流戦までに勝率5割復帰を目指したが、かなわなかった。そして中日に1勝1敗で迎えたセ・リーグ最下位の横浜戦。浮上のきっかけを作りたい指揮官は、ローテーションを変更してまで若きエースを立てたが、期待に応えられなかった。

 唯一意地を見せられたのは、4番の村田との侍ジャパン対決。日本プロ野球選手会が交流戦を前に行った「ライバル宣言」と題した企画の中で、「日本を代表する打者だから」と対戦したい選手に挙げていたWBC日本代表の戦友を、3打席3三振に仕留めた。

 それでも、チームに貢献できなければ意味がない。今季ワーストの六回途中8失点でベンチへ下がる右腕の表情が、そのことを物語っていた。(吉原知也)

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【西武対横浜】先発した西武・涌井は、横浜打線に捕まり六回途中で降板した=西武ドーム(中川春佳撮影)
横浜戦に先発した西武・涌井。どうにも調子が出ない様子…=西武ドーム(中川春佳撮影)
【西武対横浜】一回、横浜・ジョンソン(左)に三塁打を放たれた涌井(右)=西武ドーム(中川春佳撮影)
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