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【感球自在】楽天・野村監督 完敗も…巨人へのライバル心は健在
このニュースのトピックス:ヤクルト
攻撃に費やされた時間は、圧倒的に巨人の方が長かった。野村監督が「宿敵」として位置づける巨人との今季初対決に、10点差の完敗。「強い巨人とやると、力の差を感じるな」。今年はチームの成長に手応えを得ている指揮官だが、実力差を認めざるを得なかった。
野村監督の自著である「巨人軍論」(角川書店刊)。ここではヤクルト時代の「野村再生工場」が、FA移籍などの大型補強を強行する巨人への対抗心から生まれたことを明かしている。だが、このところ台頭してきた巨人の生え抜きの活躍は、指揮官の認識を変えつつある。
「山口が育成枠出身なんてとんでもない。うちなら間違いなくエース」と試合前に語れば、この日先頭打者本塁打を放ったセ・リーグ首位打者の坂本については、「打撃もさることながら、守備がいい。軽快だし、守備範囲も広い」。老将の口からは称賛の言葉が続いた。
だからといって、巨人への強烈なライバル意識がなくなったわけではない。試合を決める2打席連続本塁打を放った李承ヨプは、推定年俸が6億円。「金でねじふせられるのが腹立つよな」と不快感も露わにした。
23日の試合では昨季の交流戦で無敗の岩隈の先発が予想される。チケットは完売。ファンの注目度も高い。「岩隈が先発? それは秘密」とはぐらかした野村監督だが、このまま引き下がるわけにはいかない。(浅野英介)
(ヨプは火へんに華)








