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【プロ野球】坂本が初の1試合2発 首位打者返り咲き
このニュースのトピックス:セ・リーグ
低い弾道の打球が、左翼ポール際に吸い込まれた。同点の九回。巨人の坂本が第2打席の3ランに続き、プロ初となる1試合2本塁打で試合を決め、シーズンをまたいで18年ぶりの対阪神10連勝をもたらした。
決勝本塁打の相手は、阪神の守護神・藤川。坂本が「プロに入ったときから、打ちたい」と目標にしてきた日本球界を代表する速球派投手だ。その右腕の151キロの直球に「振り負けずに振り抜けた」。この日は第1打席の内野安打を含め、3安打の活躍で打率を.398に上げ、再び首位打者に躍り出た。
打撃で注目を集めているることが、うれしい。昨季の全試合出場が認められ、今季から背番号6を付けるが、原監督は決断した際、「歴代の守備のスペシャリストの番号をあげたい」と話した。V9時代を支えた土井正三氏や、篠塚打撃コーチら名手と呼ばれた選手に受け継がれる番号で、坂本の強い肩や守備範囲の広さ、優れたフィールディングを評価したのだ。
だが、坂本はこのことを伝え聞いたとき、少し目つきを鋭くしてこう言い切った。「自分は、打撃でも目立てるように頑張るつもりです」。バットでも認められる選手になる−と負けず嫌いの闘争心がかき立てられ、今季の成長につながっている。
「昨年は5月、6月と打率が落ちてしまった。今年はそうならないように頑張りたい」と坂本。首位を走るチーム同様、好調キープを誓った。(田中充)
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