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【スポーツ深層】侍ジャパン、WBC3連覇に向けた3つの課題 (2/4ページ)
MLB球はローリングス社だけが供給しており、これを輸入すれば問題は解決する。しかし、12球団は中小を含む国内メーカーと長いつきあいがある。MLB球の使用は、国内メーカーの存亡にかかわるだけに、ボールの統一は実現していない。NPB球がMLBの使用球になる可能性は薄く、国内メーカーがMLB球に歩み寄るしかない。仕様の変更が本決まりとなれば、各メーカーは「滑りにくいボール」から「滑りやすいボール」へ品質を“落とす”ことを強いられそうだ。
国際試合の創設
野球が五輪競技から除外されたため、次回WBCまでは一流のプロ選手が日本代表チームを編成して参加する国際大会はない。代表チームの試合が頻繁にあるサッカーと異なり、代表の常設は難しいが、NPB主催の国際試合を創設すれば、3連覇へのいい準備になり、新たなビジネスチャンスを生む可能性もある。
「4年間チャンピオンでいられるのはありがたいけど、切れてしまうのは…。(他国との)交流はどういうものが可能か、真剣に考えようと思う」と加藤コミッショナー。
五輪、WBCの両方を経験したある選手は「キューバや韓国の代表チームを日本に招いて、カップ戦のような大会をやるのがいいのではないか」と具体案を語る。
ただ、新たな国際試合の実現には多額の資金が必要なうえ、日本プロ野球選手会の同意が不可欠。長い歴史を誇った日米野球は、五輪やWBCといった国際試合の増加を理由に選手会が参加を拒否し、開催不能となったままだ。07年にかなり突っ込んだ話し合いが行われた日韓対抗戦も、選手会の反対で頓挫した。実現に向けたハードルは高い。
難しい監督選び
3つ目の避けて通れない難題は、監督の選任。今回の原監督はすったもんだの末に当初予定より約1カ月も遅れて決まった。現役監督がいいのか、在野の人間か適任なのかは意見が分かれる。コミッショナーの理想は在野の人間だ。















