1点を追う八回、二死一、三塁の好機をつくった花巻東。ここで打席に入った主将の川村は、初球の137キロを積極的に振り抜いたものの三邪飛に倒れた。「ストライクなら全部振っていこうと思っていた。甘いコースだったんですが…」
三塁まで走者を進めたのはこの1度きり。喜びにわく清峰ナインを目の当たりにした川村は「優勝旗をもらい、校歌を歌っている相手を見ると、準優勝は悔しい」。東北勢として春夏通じて初の優勝はならなかったが、「夏は日本一が目標。力をつけてまた戻ってきたい」と前を向いた。