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若手プロ野球選手の7割超が「貯蓄」 不況を反映し昨年の倍 (2/2ページ)

2008.12.29 20:45
このニュースのトピックス世論調査・アンケート
トライアウトには戦力外となった選手が多数参加。球界の外に出て再就職する人は少ない=11月11日、神奈川県横須賀市の横浜球団施設トライアウトには戦力外となった選手が多数参加。球界の外に出て再就職する人は少ない=11月11日、神奈川県横須賀市の横浜球団施設

 かつてはロッテ球団で戦力外通告する運営部に在籍した手塚さんは、若手選手や新人選手への説明会で、貯蓄の重要さを訴えてきた。「野球選手は一般企業に比べて高給取り。若くても貯金できる。1軍で活躍できない選手は、じきに引退を迎える。蓄えがあれば、あわてないで職探しをできるし、不安なく野球に打ち込める」と話す。貯蓄への意識の高まりは、世相に加え、活動の効果ともいえる。

 元選手を受け入れようとする企業は多く、昨年は約40件の求人が寄せられた。しかし、現役引退直後の元選手の就職を斡旋した例はない。選手の多くは慣れた球界に残りたい意識が強く、戦力外になってもトライアウト(入団テスト)を受けたり、球団職員などとして球界内に残ろうとするためだ。平成18年の調査では、戦力外通告された102人のうち、ほぼ半数の54人が球界内に再就職した。別の道へ進む際も、後援者のつながりなどで再就職するケースが多い、という。

 手塚さんは「景気の先行きは不透明。今後は選手はもちろん、球団職員の人たちへの支援が重要になるのではないか。選手を辞めてから時間がたつと、つては薄くなる。40歳を超えて契約を更新されなかった場合、仕事をみつけにくい」と話し、企業とのつながりをさらに広げたい考えだ。(佐藤正弘)

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トライアウトには戦力外となった選手が多数参加。球界の外に出て再就職する人は少ない=11月11日、神奈川県横須賀市の横浜球団施設
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