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【巨人優勝に想う】釈然としない金で買った優勝 外国人契約の見直しを

2008.10.10 21:40
このニュースのトピックスヤクルト
原監督を先頭に、ファンに手を振る巨人ナイン=神宮球場(塩浦孝明撮影)原監督を先頭に、ファンに手を振る巨人ナイン=神宮球場(塩浦孝明撮影)

 昨年までラミレス、グライシンガーが所属したヤクルトを相手に、巨人が1992、3年のヤクルト以来、15年ぶりのリーグ連覇を達成した。このカードの成績は17勝6敗。エースと4番を引き抜いた効果はてきめんだった。抑えのクルーンの古巣である横浜には18勝5敗1分け。こちらも大きく勝ち越した。

 ラミレスは打率、本塁打、打点でチームの3冠王が確実。グライシンガーはチームの勝ち頭、クルーンはセーブの球団記録を更新した。残りはあと1試合。この主要5部門のチーム1位のすべてを外国人選手が占めることになれば、70年をこえる巨人の歴史で初めてになる。

 ヤクルトはラミレスの契約更新に消極的だったが、グライシンガーの引き留めには必死だった。横浜もクルーンの流失阻止に躍起だった。同一リーグの他球団で中心選手だった外国人を獲得しての優勝には、釈然としない思いが残る。若手の成長はあったにしても、金で買ったペナントとのそしりは免れない。

 活躍した外国人が移籍するのは、大半が年俸で折り合いがつかない場合。一定期間までに契約がまとまらず、フリーの立場になるというパターンだ。“外国人天国”を助長し、一部球団だけが恩恵にあずかっている。 現状で悪習を断ちきるには、個々の球団がこうした契約を結ばないようにするしかないのだが、グライシンガーのように、日本で1年プレーしただけでフリーになれる契約を認めぬよう、球界全体で取り決めることを真剣に考える時期にきている。そうでなければ、金で買う優勝がいつまでも跋扈(ばっこ)する。(佐藤正弘)

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原監督を先頭に、ファンに手を振る巨人ナイン=神宮球場(塩浦孝明撮影)
ヤクルトに勝って抱き合う抑えのクルーンと先発のグライシンガー。2人とも他球団から今季加入した=神宮球場(撮影・今野顕)
お立ち台の原監督=神宮球場(浅野直哉撮影)
優勝が決まり、原監督を胴上げする巨人ナイン=神宮球場(塩浦孝明撮影)
原監督と抱き合うラミレス=神宮球場(塩浦孝明撮影)
ヤクルト対巨人 優勝監督インタビューで笑顔を見せる原辰徳監督=神宮球場
プロ野球セ・リーグで2連覇を果たした巨人の原監督
スタンドの声援に手を振って応える原辰徳監督=神宮球場(撮影・春名中)
優勝を喜ぶ巨人ファン=10日、神宮球場
優勝祝賀会で選手らとビールをかけ合う原監督=東京ドーム(春名中撮影)
優勝祝賀会で選手らとビールをかけ合う小笠原=東京ドーム(春名中撮影)
小笠原からビールをかけられる原監督=東京ドーム(今野顕撮影)
優勝祝賀会で盛り上がる巨人ナインら=東京ドーム(原田史郎撮影)

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