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日本球界最悪のシナリオも…ドラフト制度揺るがす田沢問題 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:パ・リーグ
今秋のプロ野球のドラフト会議で1巡目指名が確実視された社会人・新日本石油ENEOSの田沢純一投手(22)が、米大リーグ(MLB)入りを目指すと表明したことに、巨人の首脳が敏感に反応している。日本プロ野球組織(NPB)は「職業選択の自由」の観点から、田沢のメジャー挑戦は止められないとの認識で一致しているが、田沢にだけ「職業選択の自由」が認められるのか、という思いからだ。日本のドラフト制度を揺るがすこの問題。いわゆる“逆指名”の復活論議が再燃する可能性もある。(佐藤正弘)
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田沢は、所属チームを通じて、NPB12球団あてにドラフト指名を見送るよう求める文書を送付した。NPB球団がドラフトで指名することは可能だが、田沢が接触を拒否して契約にいたらなければ交渉権は来年1月末に消滅する。こうした状況から、NPB球団を経由しないでMLB球団入りすることが確実な情勢となっている。
アマチュアのトップ選手がNPBを経由しないでメジャーを目指すという、最も恐れていた事態が現実となり、関係者は一様に大きな衝撃を受けている。今回のケースがきっかけとなり、松井秀喜外野手(ヤンキース)、松坂大輔投手(レッドソックス)クラスの有望選手が同じ道をたどれば、NPBの空洞化は深刻化する。
「(有力アマ選手の)直接メジャー行きがあるとずっと想定して、それを前提にしたドラフト制度を考えなければいけないと言ってきたが、結局、こういう形になった。まあ、もう一度、いろいろなことを考えなければいけない。『職業選択の自由は重い』といわれたとき、どんな団体も止めることはできないですから」
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