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【夏の甲子園】相手エースの疲れ待った大阪桐蔭
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まさに横綱相撲とでもいおうか。大阪桐蔭はじっくりと報徳学園の左腕エース近田の疲れを待って料理にかかり、一気に粉砕。3年ぶりの4強をたぐり寄せた。
五回までに3点のリードを許したが、あわてない。最初から後半勝負とにらみ、球数を投げさせる作戦だった。「ボール球には手を出さず、低めのスライダーを捨てる」。狙い通り、近田の球威が落ち始めた六回、4長短打などで3点を奪い、あっさり逆転。ほとんどが指示通り、直球を狙い打った。
とどめは4番萩原。七回に右越えソロ本塁打を放つと、八回には左前適時打でダメを押し、ついに近田を降板させた。4安打2打点の萩原は「気を楽にして打てる。今のチームには勢いがある」と胸を張った。
大阪は全国で最多の9度の日本一を誇るが、深紅の大優勝旗は大阪桐蔭が初出場初制覇を果たした1991年を最後に手放したままだ。母校・報徳を倒した西谷浩一監督は「この1勝で当然勢いがつく。ここからが本当の勝負だ」と力を込めた。(小松幹幸)
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