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「チャンスつぶせない!」小笠原 バットでリベンジ

2008.7.23 22:38
このニュースのトピックスセ・リーグ
先制タイムリーを放つ小笠原(吉澤良太撮影)先制タイムリーを放つ小笠原(吉澤良太撮影)

 責任感の人一倍強い男の思いが、バットに乗り移った。0−0で迎えた六回一死満塁。巨人の小笠原が阪神の先発・ボーグルソンの147キロ直球をフルスイング。一塁線を破る2点二塁打で均衡を破った。

 「若い選手が作ったチャンス。絶対につぶせないと思った」。まずは先頭で安打を放った坂本、中前打で好機を広げた鈴木尚の頑張りを称えた。そして、自身の強い責任感が「絶対」という言葉に表れていた。

 前夜の屈辱が脳裏から消えていなかった。自らの2失策が失点につながり、阪神に優勝マジック「46」を点灯させてしまった。「すべておれの責任」。数え切れない勝利に貢献してきたのに、原監督の50歳の誕生日に喫した痛恨の黒星を一人で背負い込んだ。

 一夜明け、試合前の守備練習。福王内野守備走塁コーチのノックに、必死で食らいついた。どんなときも手を抜かないことで知られる小笠原ではあるが、いつも以上に鬼気迫るものがあった。

 その成果を試合で出して、今季阪神戦で初の勝ち越しを呼び込んだ。原監督は「(責任を負う)ああいうコメントを出せるのが、今日のような活躍につながる強さ」と絶賛したが、本人は「全然(挽回が)足りないでしょう」と厳しい表情を崩さない。逆転優勝してこそチャラ−。ガッツはそう決めている。(田中充)

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先制タイムリーを放つ小笠原(吉澤良太撮影)

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