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猛打で完全終戦は免れる 巨人、主力がそろい踏み
このニュースのトピックス:セ・リーグ
完全なる終戦は免れた。阪神の連勝を「7」で止めた巨人が、中日、阪神と続いたカードを3勝2敗で乗り切った。
どう転ぶかわからなかった試合を、高橋由が決めた。2点リードの八回、江草から左越えに11号2ラン。「負けないよう必死に戦った。いつもこんな試合ができればいいのだけど」。九回は阿部が右越えにだめ押し本塁打。打線が12安打で8点を奪い取った。
投手では上原に復調の兆しがみえた。七回に3人をすきなく抑えた。最速は145キロ。本人は「もう少しやね」と慎重だが、阿部は「まっすぐの切れ、スピードがだいぶ戻ってきた」と振り返る。主力がしっかり働いたときの巨人は、やはり強い。
首位の阪神とは12ゲーム差。現実的に逆転優勝は難しい。「一つ勝ったくらいで、ごちゃごちゃいえない。(4勝7敗の対戦成績を)五分に戻したら、ひとこといいたいけどね」。原監督が控えめなのはもっともだ。3安打の小笠原も「一つ一つ勝つしかないから」。
球宴前の21日から、もう1度阪神との3連戦がある。この日のような戦いを続けて差を詰め、直接対決で3連勝したとき、初めて“逆襲”を口にする資格を得る。
(佐藤正弘)



