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試練の六番勝負 巨人が初戦落とす 中4−2巨
中日が連敗を4で止めた。六回、和田と平田の二塁打で3点を先制。八回は和田が9号ソロを放った。川上は7回無失点で7勝目。抑えの岩瀬は2失点し、ひやりとさせた。巨人の内海は今季このカード4戦4敗。
◇セ・リーグ
中日−巨人10回戦(中日6勝4敗、18時、ナゴヤドーム、3万8132人)
巨 人000000002−2
中 日00000301×−4
▽勝 川上14試合7勝3敗
▽敗 内海16試合5勝5敗
▽本塁打 和田9号(1)(野間口)
■内海 踏ん張れず
うまく合わせられた打球が右中間にポトリと落ちた。1点を先制され、なお二死二、三塁のピンチ。巨人・内海が投じた90球目のチェンジアップは、中日・平田のタイミングを完璧に外すことができなかった。2者が生還し0−3。左腕は重い足取りでベンチへ下がった。
エース川上との投手戦。直球主体の川上に対し、内海もチェンジアップを有効に使って攻めの投球を見せた。だが、六回、和田に先制打を許すと、平田の追い打ちまで食らってしまった。「先に点をやらない」。若き左腕エースの強いこだわりだが、打たれた後に気持ちを切り替えることも重要なメンタルだ。この日は、それができなかった。
2位・中日と3連戦、そして移動日を挟んで8日から首位・阪神との3連戦は前半戦のヤマ場だ。「しっかり戦いに挑みたい」。原監督は強い決意を持って名古屋へ乗り込んだのだが、いきなり苦しい展開になった。
球団ワーストの開幕5連敗スタート。主力の故障にも苦しみ、試合前まで37勝35敗2分けで3位。渡辺球団会長からは早々と「シーズンは3位でいい。クライマックスシリーズで勝って、日本一になればいい」という発言まで飛び出している。
だが、昨季5年ぶりのリーグ優勝を果たしながら日本一を逃し、「奪回」をテーマに挑む今季。阪神が独走していても指揮官は、「狙っているのは3位じゃない」と繰り返した。まずは1.5差に迫っていた中日をとらえようと初戦に臨んだが、内海が踏ん張りきれず後手を踏んだ。(田中充)



