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中日、山本昌 円熟味の2勝目
このニュースのトピックス:パ・リーグ
大記録達成に向け、42歳のベテランがまた一歩前進した。中日の山本昌が、円熟味のある投球で要所を締めて六回途中まで1失点。今季2勝目が通算195勝となり、200勝まで残り「5」と迫った。
「チームも負けていたし、最初から飛ばしました」。まずは自身の勝利よりもチームの連敗を止めたことを喜んだ。7日の広島戦(ナゴヤドーム)で約1年ぶりとなる今季初勝利。25年目のシーズンを精神的に支えるのは、挫折を味わった昨季のシーズンにある。
200勝まで残り9勝とせまりながら、昨季は2勝と不本意な成績で終わった。選手生命をかけた今季も春季キャンプは2軍スタート。初心に帰り、ひと回り以上も若い選手たちと一緒に汗を流した。
開幕直前に飛び込んできた桑田真澄氏(元巨人)の引退も、ベテランの心を揺さぶった。自身のホームページでこう打ち明けている。「できることなら、ボクもああいう格好いい去り方ができたら…」。海を渡り完全燃焼したかつてのライバルに自らをだぶらせた。
この日は6安打を浴びながらも2併殺を奪い、反撃の目を摘んだ。降板した六回で史上26人目の通算3000投球回を達成。マウンドを降りる左腕を観客の温かい拍手が迎えた。
「(200勝は)意識せずに、一試合一試合に集中するだけです」。8月で43歳を迎える背番号34はいま、記録以上に昨季の汚名返上に燃えている。(浅野英介)
■現役通算勝利5傑■
順 選 手 齢(所 属)勝利
(1)工藤 公康(45)(横 浜) 222
(2)山本 昌(42)(中 日) 195
(3)西口 文也(35)(西 武) 151
(4)三浦 大輔(34)(横 浜) 119
(5)小宮山 悟(42)(ロッテ) 113
【注】14日現在


