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日→米マイナー→日 「逆輸入選手」活躍 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:パ・リーグ
日本から米国へ主力選手の流出が加速する中、大リーグ傘下のマイナーリーグで実力を培い、日本でプレーする“逆輸入選手”も目立ち始めた。今季活躍している巨人の山口鉄也投手や、西武のG・G・佐藤(本名・佐藤隆彦)外野手らが、その代表。野球の本場でもまれた彼らの最大の武器は、ハングリー精神と豊富な実戦経験だ。
(田中充)
●飛躍の3年目
スリークオーターから140キロ台中盤の直球と、スライダー、チェンジアップを駆使する巨人の山口。豊田が腰痛離脱後、勝ち試合の八回を任されている。育成選手で日本球界入りして3年目。昨季プロ初勝利を挙げた24歳は、今年の春季キャンプから首脳陣の高い評価を受けていた。
横浜商高を卒業後、日本のプロからはお呼びがかからなかった。大学進学も考えたが、ダイヤモンドバックスから誘われ米国へ。足かけ4シーズン、ルーキーリーグでもまれた。その間、ルームシェアしていた同僚が突然の解雇になった。2Aの経験もある格上の投手だったが、悔し涙とともにチームを去る厳しい現実を間近で見た。
ルーキーリーグから抜け出せなかった4年目は、自身も解雇と隣り合わせだった。「野球ができるだけで幸せなんだ」。普段はシャイな山口が、いま、緊迫した場面で強気になれるのは、米国での経験が原点にあるからだ。