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ロッテ連敗脱出、4番手捕手の金沢が救世主に
このニュースのトピックス:パ・リーグ
ロッテの4番手捕手が、好リードで危機を救った。八回一死一、三塁。打者は鉄平。プロ初の先発マスクをかぶった金沢は「内野ゴロを打たせよう」とカウント2−2からの5球目にフォークを要求した。
そこまで直球でグイグイと押していただけに、「ここで、こんなサインが出るのか」と投手の清水までが裏をかかれた配球。ズバリ的中して二ゴロ併殺打に仕留めた。
1軍の捕手が次々と故障する緊急事態。その影響で6年目の金沢は9日に1軍昇格した。その日の試合で橋本も右足首をねんざ。金沢に出番が回ってきた。
「(清水)直さんが引っ張ってくれたので落ち着いてできました」。試合前、清水や橋本に話を聞き、配球を整理して臨んだ。清水から「サインが合わないところは待つから、どんどんサインを出してくれ」と伝えられたこともあり、遠慮のない要求ができた。
実は試合前には、バレンタイン監督の“アシスト”もあった。野村監督には、試合前に名刺を渡されると負けるジンクスがある。それを知ってから知らずか、バレンタイン監督はメンバー交換の際、知人の名刺を野村監督に渡した。9日の試合のバントシフトを皮肉ったノムさんが、もっとも嫌がる“お返し”。ボビーは「これからは毎回名刺を持っていくよ」としてやったりの表情だ。
この日は母の日。四回に適時打も放った金沢は、清水のはからいでお立ち台に上がり「母親に電話します。いいプレゼントになりました」。こどもの日に生まれた栃木県出身の24歳が初々しい笑顔を見せた。(神田さやか)

