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西武が打倒ダル、際どいボール見極め最後は気合
このニュースのトピックス:パ・リーグ
九回二死満塁。西武の片岡はダルビッシュの球速147キロの直球に振りまけなかった。強くたたきつけた打球は高くはねて三塁手・稲田を頭越え。中村が歓喜のホームを踏んだ。
これで今季5度目、連日のサヨナラ劇に沸き返るナイン。無傷の6勝目を目指していたダルビッシュに土を付けた。「この勝利は大きいよ…」。渡辺監督は喜びに声を震わせた。
前日はボカチカのサヨナラ2ランで勝利。この日も先行されながら2本のソロ本塁打で追いすがり、最後は“つなぎの野球”が実を結んだ。
「いいか。今のダルビッシュを攻略するのは、うちの打線しかないぞ」。終盤八回の攻撃前の円陣で監督が選手の士気を高めた。
九回一死から中村が右翼越えの二塁打を放つと大島、代打の石井義は四球で出塁。いずれも際どいボールを見極めた。
二死となって打席に立った片岡は渡辺監督の言葉を思い返した。「ようし、ダルビッシュをへし折ってやる」。ねらいは直球一本。見逃さなかった。「147キロ? 気合で勝ったんですね」
ゴールデンウイークの9連戦を7勝2敗で乗り切り、4連勝で首位をがっちり守った。「神懸かってますね」。お立ち台でのインタビューに片岡は「いいえ、実力です」と胸を張った。
(三浦馨)





