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高校時代のライバルに投げ勝つ 早大・斎藤佑
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早大の斎藤佑が九回、最後の打者に投じた120球目は、この日最速の146キロ。「少し力が入った」という直球で二ゴロに打ち取り、今季負け無しの3連勝を飾った。
立大の先発、仁平は日大鶴ケ丘高出身で、高校時代は同じ西東京地区のライバルだった。早実高3年の春季東京都大会準決勝で仁平と投げ合い、敗れている。その夏に全国優勝し、秋の国体も制覇した斎藤にとって、高校時代に最後に黒星をつけられた相手だった。
「仁平がいい投球をしていたので負けられない感じがあった」と意地をのぞかせた。二回に三塁打と犠飛で先制されたが、「ねばり強く投げよう」と気持ちを切り替えた。斎藤対策で左打者を5人並べた立大打線に対し、外角へのツーシームが有効な武器となった。
ボールを握る力の入れ具合を微調整し、三振を取りにいく球と、打たせる球を投げ分ける変化球を、捕手の細山田が中盤から多めに要求。投球のリズムを取り戻した。「途中まで捕まえるチャンスはあった。ツーシームにとまどい、対応できなかった」と立大の坂口監督を悔しがらせた。
「投手のスタミナは走り込みや投げ込みだけでは得られない。試合で九回を投げ切って初めてつくもの」というのが斎藤の持論。4安打1失点の完投勝ちに、「だんだんスタミナがついてきたのかな」。今季の目標の「5勝」が現実味を帯びてきた。(三浦馨)

