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若手とベテランが見せた執念の“一打” 巨人
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ヤクルトの村中に九回一死まで無安打。張りつめた巨人ベンチのムードを亀井が破る。「とにかく粘って思い切り振ろうと思った」。14球目を右中間二塁打。さらに二死一、二塁と攻め、打席に立ったのがプロ21年目の代打・大道だ。
亀井の姿を見て「必死さが伝わった」と外角球を右中間へ。終盤に入り村中の変化球がワンバウンドになるのを見て「直球に的を絞った」という。代打の職人らしい観察眼。両手を突き上げて喜びを爆発させた。
原監督も「打席での集中力は見事」と称賛した。打撃不振のチームは試合前日、休日返上で打撃練習に励んだ。その1人、阿部がだめ押しの3ラン。「何でもきっかけになれば」。指揮官の言葉は切実な願いだろう。
土壇場で見せた若手とベテランの執念。浮上に必要なものが、窮地に追い込まれたことで見えた。(浅野英介)

