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苦手左腕に完封負け 巨人の小笠原

2008.4.19 19:23
このニュースのトピックスセ・リーグ

 2球続けて犠打を決めることができなかった。四回無死一、二塁。巨人の小笠原は結局併殺に倒れ、得点圏に走者を置いた唯一の好機をつぶした。

 小笠原への犠打のサインは昨年9月1日以来。原監督は「一番得点が入る確率の高い作戦」と説明した。一回一死一塁では同じ小笠原にヒットエンドランを指示したが、このときは空振りし、亀井が二塁で刺された。

 この試合で「スモール・ベースボール」を選択したのには理由がある。高橋には昨季0勝2敗と相性が悪く、少ない好機を生かそうという意図があった。だが、その思惑は外れて今季両リーグ最短の2時間6分で完封負け。1失点完投の木佐貫を“見殺し”にした。

 巨人は今季、相手先発が左腕だった試合で2勝7敗1分けと、大きく負け越している。しかも高橋の完封勝利は5年ぶり。中日の川井やロングリリーフのチェンには、プロ初勝利を献上している。篠塚打撃コーチは「うちには左が来ることが多いから、次は何とかしないといけない。少ないチャンスだから、犠打はしっかりやらないと」と言うが、打開策が見えていないのが現状だ。

 ラミレス以外の中軸が左打者ぞろいとはいえ、左腕に対する苦手意識は深刻。加えて、小技を絡めることができない拙攻で、連勝中のチームの勢いを止めた。(田中充)

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