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「間に合わなかったよ…」連敗脱出の瞬間、ノムさんトイレにいた (1/3ページ)
このニュースのトピックス:パ・リーグ
(パ・リーグ、楽天5x−4オリックス、4回戦、2勝2敗、11日、Kスタ宮城)アウトかセーフか。きわどいタイミング。本塁に滑り込んだ渡辺直の右足が捕手のタッチよりわずかに速かった。サヨナラだ。連敗脱出だ。
延長十回、代打・山下の値千金の中前打。歓喜にわくベンチから選手、コーチが飛び出す。野村監督も…って、あれ〜? 一番うれしいはずの指揮官がどこにもいない。
「間に合わなかったよ…。間に合うと思ったんだけどさ」
報道陣よりも早く会見場に姿を見せた野村監督は、恥ずかしそうにいすに座っていた。な、なんと、勝利の瞬間はトイレで用を足していたというのだ。「ずっと我慢してて、もれる寸前。代打を告げてトイレに直行したんだよ。山下には悪いけど、まさか打つとは思わなかった」。あれだけ苦しみぬいた6連敗から脱出した瞬間を、トイレで迎えようとは…。
仙台も桜が開花したとはいえ、まだ肌寒さが残るなかでの今季初のナイター。緊迫した試合でのどがカラカラの野村監督は、利尿作用もあるカバノアナタケ茶を何杯もおかわりしていた。試合中も2、3度トイレに駆け込んでいたが、勝利の瞬間までトイレにいたのは野球人生で初めて。「監督が気持ちよかったときに、ボクも気持ちよかった。サイコーです」とこれがプロ初のサヨナラ打だった山下も苦笑いだ。
「ヤレヤレだな。連敗が止まって」。野村監督も思わず頭をかく“春の珍事”だが、これで本拠地では無傷の6連勝で最下位も脱出。オシッコといっしょに?連敗の苦しみからも開放され、また野村楽天に大きな好調の波がくる?!(越智健一)

