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巨人2番亀井が存在感
このニュースのトピックス:ヤクルト
ヤクルト先発・村中の甘く入ったスライダーを完璧(かんぺき)にとらえた。今季2本目となる高橋由の初回先頭打者本塁打で、巨人が先制。そこへ、さらなる追加点を呼び込んだのが2者連続本塁打で続いた4年目の2番・亀井だった。
原監督は開幕前、大型打線の中で「つながりの出る1、2番の構成」に重点を置いていた。当初は昨季同様、高橋由と谷を並べる予定だったが、開幕戦では左ひざ手術から復活した二岡を起用。二岡が2試合目からけがで離脱すると、木村拓を据えたが、つながりは生まれなかった。
谷の不振もあって「2番・中堅」に抜擢(ばってき)したのが、「死んでも1軍に残ってやる」と意気込んでいた25歳だった。開幕3連敗したヤクルトに「悔しさを晴らしたい」というひと振りが、東京ドームを沸かせた。
指揮官から「パワーとテクニックがともに向上した選手」と高い評価を受け、初めて先発出場した3日に3者連続本塁打の一人として名前を連ねた。「チャンスをもらっている以上、結果を出すしかない」と鼻息の荒い背番号35は、その後も好守にがむしゃらなプレーを続け、すっかりレギュラーに定着した。
中軸を担ってきた李承●(=火へんに華)が不振で初めて6番に降格。代わりに5番に上がった阿部も本調子にはほど遠い。上位打線に期待がかかる中“ラッキーボーイ”の存在感が光った。 (田中充)