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巨人4連敗 上原でも勝てず
このニュースのトピックス:星野ジャパン
マウンド上の上原が、がっくりとひざに手を置いた。3−3の九回、先頭の中村に投じた110球目。左翼席へライナー性の一発を運ばれた。これで巨人は球団ワーストタイの開幕4連敗。エースで敗れ、ガックリとうなだれたナインが重い足取りで引き揚げた。
北京五輪日本代表の星野監督がテレビ中継のゲストで訪れた試合。立ち上がりの内容は決して悪くなかった。早いテンポから、ほとんどの打者にストライク先行の持ち味が健在だった。新たな武器のシュートも交え、三回までは3人ずつで片付けた。
野手にとっても心地よい投球テンポが、攻撃の流れを呼び込んだ。
一回、小笠原と阿部の適時打で2点を先制。二回は無死二塁から上原自らが犠打で好機を広げ、高橋由の犠飛であっさりと3点目を追加した。
だが、その後は打線が沈黙。上原は四回に1点を失うと、六回には、李炳圭に痛恨の同点2ランを浴びて、試合を振り出しに戻された。
中日は昨季、クライマックスシリーズで完敗した宿敵。今季も、首脳陣が「最大のライバル」と認め、原監督は、開幕戦よりも中日との初戦を重視して背番号19を送り出した。
前日は「野球をやるだけ」と余裕を見せていたエースを立てても、勝利を手にできなかった。トンネルに入り込んだままの原巨人。事態はいよいよ深刻さを極めてきた。
(田中充)

