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横浜・工藤、実働27年のプロ野球新記録
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開場30周年を迎えた横浜球場の今季初公式戦。一番初めにマウンドに立ったのは、5月で45歳になる横浜の工藤公康投手だった。楽天・野村監督の26年を抜き去り、プロ野球新記録となる実働27年目の始まりだ。
プロ初登板は西武で新人だった1982年までさかのぼる。この日に対戦したヤクルトの青木は同年の1月生まれ。一人の人間が社会に出て、一人前になるのと同じ期間を、プロの世界で生きている。晴れの日ばかりではなかったが、徹底した鍛錬と自己管理で一線を張り続けてきた。
現役生活の終幕が近いことは自覚している。「この世界、投げたいから、野球が好きだから、というだけでは現役を続けられない。結果を出さないといけない。おれはまだやるよ」。限界説がささやかれた西武時代、食生活の改善で復活への道筋をつけてくれた夫人の雅子さんをはじめ、多くの人に支えられてきた野球人生。1年でも長くプレーすることが恩返しと考えている。
今季初登板は本塁打を含む7安打を浴び、5回で4失点。不本意な投球に終わったが、雪辱を期す次回登板に気持ちを切り替えた。(佐藤正弘)

