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ソフトバンクが開幕4連勝
このニュースのトピックス:パ・リーグ
開幕から快進撃が止まらない。延長十二回、4時間48分の死闘を制する一打を放った田上が、ソフトバンクナインにもみくちゃにされた。チームにとって3年ぶりの開幕4連勝。うち3勝がサヨナラ勝ちとは、まさにミラクルだ。
“負けパターン”をひっくり返した。同点の九回、好機に主砲・松中が倒れ、直後の十回に1点を勝ち越された。だが、その裏、敵失と田上の適時打で追いつくと、十二回二死二塁で打席は再び田上へ。「流れ的に打てそうな気がした」と、その気になって放った打球が右翼手の頭上を越えた。
「打った瞬間(右翼手の向こうに)行ったと思いました。シュートが甘く入ってきた。ボク、サヨナラ打なんて打つのは初めてなんです。むちゃくちゃうれしかった」。もう笑いが止まらない。
その瞬間、もちろん王監督も大喜び。ただ、これまでとは違い、すぐに表情を引き締めた。三回までは完璧(かんぺき)な投球ながら、四、五回に崩れた先発・新垣の投球は今後に向けて不安材料。けん制死など走塁ミスもあった。
「勝ちながら、ビシッとした野球ができていない。それを、もう一度整理しないとね。勝ちでうやむやにしたらいけないから」。今季を集大成と位置付ける67歳の指揮官。戦いは始まったばかりだ。(月僧正弥)