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【記者ブログ】ソフトバンク川崎の“名言”と楽天・野村監督の“ボヤキ” 清水満
いよいよプロ野球が開幕する。“ON対決”が見たくて博多にきている。今年でプロ野球生活50年目を迎える王監督率いるソフトバンクは、ナインが一丸となっり、合い言葉は「王監督を胴上げしよう…」である。2003年から4年も日本シリーズから遠ざかっている。ガンを克服した王監督を胴上げして“勇退”というシナリオで突き進んでいる。
小久保、斎藤和巳という投打の主軸はいない。抑えの馬原も右肩に違和感を訴えた。左腕・和田も出遅れている。
そんな中、リーダーのムネリンこと、川崎宗則遊撃手が“名言”をはいた。
「王貞治“選手”を、優勝という島に必ずたどり着かせるようにしますっ! 王“選手”は我々のザ・キャプテンですっ」
これまでナイン誰もが「王監督を胴上げ…」と話したが、どうもかえって力みかえってしまっていた。川崎ムネリンのこのコメントはリラックスと強い仲間意識を感じさせるナイスな響きがあるような気がする。
こんな話を聞いた楽天・野村監督がボヤイた。
「やっぱ、人徳かのう。ワシなんかそんなことは言ってもらえんワな。徳があるというのはすごいことや。小さいうちから王は親父さんに厳しいしつけをうけたらしいが、ワシなんかと比べ、いまその“徳”の差がでてるワ」
いやいや、昨年39歳で本塁打王を獲得した山崎武司選手は自らの著書で、「初めて野球の楽しさ、奥深さを肌で感じている。そんな野村監督を胴上げしたい…」。さらに昨年8勝をあげて今季はローテーションの一角を担う朝井秀樹投手(24)だって、「…監督を胴上げしたいッス」と。そのことを担当記者から教えられると、ノムさんもニヤ〜リ。
「ソレは意外やなぁ〜。ワシにも徳があるンかのう…」
それでも“又聞き”だけに、「う〜ん…」
野村監督一流のボヤキ節、どうしても王監督との“対決構図”を描きたいらしい。これもリーグを盛り上げるための作戦か…。
楽天就任3年目、長い監督生活の中で初めて「優勝を狙えるかも…」とキャンプ中に話した。開幕からの6戦はソフトバンク、オリックスとすべてビジターとなるが、昨年はこの2チームに勝ち越した実績があるだけに、もしかして余裕だったりして…。