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【記者ブログ】原監督よ、使えよっ!〜2年目隠善と坂本 清水満 (1/2ページ)
毎年”大補強”で各球団から冷たい視線を浴びているジャイアンツ。渡辺恒雄会長号令の下に、2008年もセ界の最多勝、グライシンガー、セ界の2冠王ラミレス、セ界の抑え投手、クルーンと対戦チームの弱体化をはかるとともに、補強という一挙両得プランで戦力強化を図った。
「どうせ、俺たちなんか…」
ジャイアンツの若手からは、そんなため息も聞こえてきそうなムードがあるが、今キャンプ、2人の”若手”が、3月1日から始まるオープン戦に帯同することになった。
1人は2年目の坂本勇人遊撃手(19)と、これまた2年目ながら育成選手枠から這い上がってきた隠善(いんぜん)智也(ともや)外野手(23)である。
隠善の背番号は「107番」。23日に行われた西武との練習試合で、9番左翼で先発。第2打席、1死一、三塁の好機に右前適時打。3打席目は9球粘って右前打するなど、ボールにくらいつく執念を見せた。翌24日のソフトバンク戦では五回の守りから途中出場し、強い打撃で右前に鋭い打球をはじき返した。
「とんかくボールに対する執念が凄い。ウチ結構淡白な選手が多かったけど、いいねぇ、隠善は…。ウチの場合、外野手争いは結構厳しい環境にあるけど、次を争う競争の中ではトップランクだね…」
若手の伸び悩みを危惧する原監督も、久々にご満悦でした。
「試したいね、ウン、隠善と坂本…」
坂本の場合、生遊撃手の二岡が手術の後遺症があってかなり出遅れている。「なかなかポジションは獲れるものではないけど、若い伸び盛りって、すごく可能性あるよね、本当に楽しみ…」
そういえば宮崎を1年ぶりに訪問した長嶋茂雄氏も、坂本と隠善には、大変拘っていた。「若い選手は、ええ、使ってやらないといけません。2人とも大変、魅力あるますね」と…。
第1次長嶋政権下で、V9選手の力の衰えに悩まされ、そして若手の鍛錬の必要性に迫られていた。当時は、FA制度もなければ、外国人選手を金の力で持ってくるようなこともなかった。だから、自前で鍛えるしかなかった。
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