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楽天・長谷部11日に実戦デビュー 野村監督期待の左腕
このニュースのトピックス:星野ジャパン
ボールを見れば、大学生で唯一北京五輪アジア予選の日本代表に残った理由がわかる。身長173センチ、体重70キロと小柄で細身ながら、楽天の新人左腕、長谷部(愛知工大)は野村監督がホレボレするほど、きれのいい球を投げ込む。
昨夏のプレ五輪から注目していて、この日の投球練習を見学した日本代表の大野投手コーチは、長谷部の長所を「ボールの出所が見にくく、球にきれがある。何よりハートがいい」と解説する。ブルペンの打席で球筋を見た同僚の渡辺は「右打者のひざ元への制球がいいし、チェンジアップもよく抜けている」と話した。
五輪予選で一流のプロとともに厳しい戦いを経験しただけに、長谷部は「キャンプは楽しいですね」と新人らしからぬ言葉を吐く。目標を聞かれると、11勝7敗、防御率3・82だった田中の1年目を上回る「12勝6敗、防御率3・72です」とニヤリ。調整は順調に進んでいる。
11日はその田中とともに紅白戦の先発を任された。「テーマは四球を出さないこと」と控えめだが、野村監督は「ブルペンではいい球を投げている。使ってみたいと思わせる。あとは実戦でどうかだ」と期待をふくらませている。(佐藤正弘)