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グシャッ!日本ハム・中田が破壊力抜群の150メートル弾
怪物がまた伝説を作った。日本ハムの高校生ドラフト1巡目、中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=が5日、沖縄・名護キャンプでフリー打撃に臨み、中堅のスコアボードを越える飛距離150メートルの特大弾を放った。1日のキャンプ初日に放った“140メートル弾”を超えるプロ入り後の自己最長弾。計り知れない破壊力を見せつけた。
その怪力は、もはや恐ろしさも感じる。名護キャンプ第2クール初日のフリー打撃。中田がまたも周囲のド肝を抜いた。グシャッと破壊音を残した打球は、中堅120メートル地点にそびえる高さ15メートルのスコアボード頂上部分を直撃し、球場後ろの砂浜へ。推定飛距離150メートルの特大弾。自慢のパワーさく裂も、怪物は納得していなかった。
「う〜ん、どうスかね。風ッスよ。ホンマ、フライの多さにがっかり。全体を含めて力不足です」。首をひねったが43スイング中7本のサク越え。キャンプ初日の140メートル場外弾を超える自己最長アーチを含む3発の場外弾を放った。さらに疲れ切った体にムチ打って居残り特打も行い、今キャンプ最多の246スイング。左手のマメがつぶれるほど、バットを振った。
名護球場で得点板を越える場外弾は、高橋信二が04年春季キャンプの紅白戦で記録(160メートル)。ただこれは強烈な追い風に乗ったもので、大阪桐蔭高2年時の練習試合で170メートルのアーチをかけたこともある中田の力はホンモノだ。
バックネット裏からマリナーズの山本日本担当スカウトが熱視線を送っていた。「飛距離は大したもの。ヘッドスピードは向こう(メジャー)でも通用する」と太鼓判。今後も中田をマークし続けることを明言した。
メジャー級の評価を受けた中田は、ヤクルト・由規に挑戦状をたたきつけた。早ければ27日の練習試合(名護)、または3月のオープン戦(5、6日=札幌ドーム)で対戦する可能性がある。
「直球勝負は当たり前ッスよ。フルスイングします。(佐藤に)『ちゃんとストライクゾーンに投げろ』といっといてください」。夢対決が待ち遠しい。
(吉村大佑)


