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【記者ブログ】下馬評は最悪でも…ヤクルト優勝? 清水満 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ヤクルト
キャンプが始まった。プロ野球ファンにはドキドキするシーズンになった。ひいきのチームが気になる。そして、今年はどんな展開になるのか…。観察するだけで、ドキドキする。
そんな中、誰だって、最下位に近い予想を付けるでしょうっていうチームがある。でも、そんな評論家や野球記者のシーズン順位予想ってのは、当てにならないし、ハズレるのが常である。
ヤクルトである。
評判はほとんどといって芳しくない。何故なら、昨年の最多勝、グライシンガー(巨人)、そして左腕エースの石井一(西武)とトレードでちょっと前のセ・リーグ最多勝の藤井(日本ハム)が抜けて、何ていっても4番の打点王、本塁打王の2冠のラミレス(巨人)がいない。誰だって、ヤバイって思う。
しかし、だからこそ、こんな時だからこそ“新戦力”がグーンと出てくるものである。埼玉・戸田での自主トレのとき、新任の高田繁監督は、「ウチは苦しいですよ」と笑っていたが、見返してやるっていう目をしていた。
日本ハムのゼネラル・マネージャー(GM)時代、困窮からの脱出を経験している。2007年度は、小笠原(巨人)、新庄(引退)、岡島(レッドソックス)と3人の主力を欠いていながら、しっかりと穴を埋める戦力を供給して、連続優勝しているいた。
「毎年、プロ野球に入ってくる選手ってのは70人前後でしょう。みんな選ばれたエリートなんですよ。たまたま、何かのタイミングが悪くて埋もれていく選手もいる。逆に、タイミングがあって、世に出てくる選手も多い。要は、環境、タイミング…。選手の資質はそう変わるものじゃあないんです。要は、指導者が選手をよく見極め、いいときに、自信を持たせて使ってやる。そのタイミングなんですね」
こう話したのは、亡くなった巨人の名将、藤田元司監督である。