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“怪物”中田翔がフリー打撃でいきなりサク越え13発

2008.2.1 23:28
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フリーバッティングで快音を発する中田翔  =1日、名護市営球場フリーバッティングで快音を発する中田翔  =1日、名護市営球場

 さながらワンマンショー。どんよりとした沖縄の曇り空に、幾度も高い放物線が描かれた。キャンプ初日。フリー打撃を行った中田が、いきなり大爆発した。

 「気持ちよかったッス。結構、とらえられました。これからも思いきりいくだけです」

 計36スイングで、なんと6連発を含む13本のサク越え。3方向すべてに打ち分ける広角打法も披露した。左翼後方へ運んだ2本の場外弾のうち1本は、遊歩道で弾んで砂浜へドスン。推定飛距離140メートルのスコアボード直撃弾など、約300人のファンを沸かせた。

 「練習で拍手されたのは初めて。自分への拍手とわかったときはうれしかったです」。中田がはにかんだ。

 福良ヘッドコーチが打撃投手を務めた1度目のフリー打撃は苦しんだ。それでも12スイング目で“プロ入り第1号”。最後の1球で左翼ネットを大きく揺らすサク越えを放つと、悩める怪物も吹っ切れた。

 2度目のフリー打撃では、ついに本領を発揮。4番候補の新外国人・スレッジ(前パドレス)でさえ46スイングでサク越えは6発。梨田監督は「思わず笑ってしまった。先が楽しみ」と相好を崩した。

 三塁手としてノックを受け、“トンネル”するなど苦手な内野守備練習には不安を残した。それでも、補って余りあるほどのパワーを見せつけた。

 「(練習で)ホームランを打っても実戦で通用するかわからない。変化球も加わるので、それに対応できるようにしたい」と中田。疲れ切った表情にが、充実感も漂った。(吉村大佑)

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フリーバッティングで快音を発する中田翔  =1日、名護市営球場
夜間練習を終え笑顔で引き揚げる中田翔=1日、名護市21世紀の森屋内練習場
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