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星野SD絶句…虎の鬼軍曹・島野総合特命コーチが急死 (1/2ページ)
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阪神・島野育夫総合特命コーチが15日午後、胃がんのため西宮市内の病院で死去した。63歳。夏場から体調を崩し、入退院を繰り返していた。今季限りで現場を離れ、来季は球団アドバイザーとして優勝奪回をアシストする役目を任されていた。星野仙一・現日本代表監督をサポートし続け、03年の阪神優勝に貢献した「名参謀」だった。葬儀・通夜の日程は未定。
小さくなった手の感触が残る。友は何も言えなかった。そんな状態ではなかった。最期の会話。星野氏の声が震えた。
「“このヤマを越えろ。また野球ができるようになるから、ここをしのげ。明日また来るからな”と言って別れたんだ」
これも縁だった。島野氏が呼び寄せてくれた。アジア予選を終え、過密日程を縫って、星野氏は西宮市内の病院を訪れた。そして別れた後、旅立った。「島ちゃんらしい。オレのスケジュールなんか知らんのに…。何でも受け入れてくれた。愛すべきヤツだった」。だが“最後の命令”は聞き入れてはくれなかった。
40年近い付き合いになる。中日の若手投手だった星野氏が知人の紹介で南海に在籍していた島野氏と知り合った。13年間の指揮官生活で、必ず、横にいた。「年下のオレから、あれこれ言われて、最初は唇を噛んで、こらえていた。そんな姿が忘れられない」