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福留いらん!生え抜き育てろ! G重鎮・広岡氏がFA乱獲に苦言
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巨人と阪神のOB戦が18日、静岡・草薙球場で行われた。巨人OB会副会長の広岡達朗氏(75)は、中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)獲得の動きに「反対」の姿勢を表明。生え抜きスターを育てろ−と一喝した。
言わずにはいられなかった。巨人と阪神は、まさに今、福留獲得を争っている最中。両軍の球団史を彩るOBが集まった場で、巨人の大重鎮・広岡氏が噴火した。またもFAで戦力増強を図っている球団への苦言だった。
「福留? ボクが監督だったらいらない。十分、下から育て上げられる。巨人にもいい選手はいるんだから、それをしんから鍛え上げるのが義務でしょう。若い選手も、頭の上から(FA選手に)来られたら、夢も希望もない」
いきなり、福留獲りに“ダメ出し”だ。小笠原、李承ヨプ、谷と打線の主軸をFAやトレードで補強した選手が占める現状を憂い、巨人のFA乱獲に疑問を投げかけた。
「人間は教育で育つ、という理論をわかってもらえない。最初から育成された選手は巨人のにおいが入るんだよ。川上、長嶋、王といった柱が今はない。よそから来た人が一生懸命やっても、本当の柱ではない」
巨人は松井秀のヤンキース移籍後、生え抜きのスターが不在といわれ、テレビ視聴率の低下などに影響が出ている。OBとして嘆かざるをえない現状だ。
「(ドラフトで)獲った選手を育成し、巨人魂をもった選手で勝ってほしい。純粋な巨人ファンも、オヤジ(川上哲治氏)もそう思っている」
この日、広岡氏がコーチ役としてベンチに座ったOB戦では、堀内、柴田、江川、原、斎藤ら往年の生え抜きスターがファンの声援を浴びていた。(牧慈)

