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あれっ巨人一転、佐藤→中田へ1巡目指名も
V奪回の勢いに乗って、引き当てる!! プロ野球の高校生ドラフトが3日、都内のホテルで行われる。巨人は1巡目で佐藤由規投手(17)=仙台育英=の指名を基本線としてきたが、中田翔外野手(18)=大阪桐蔭=に方向転換する可能性が出てきた。いずれも競合必至。5年ぶりのリーグ優勝を果たした原辰徳監督(49)が会議前に二者択一の決断を下し、自ら抽選に臨む。
劇的なサヨナラ優勝の強運をそのまま、ドラフト会場に持ちこむ。原監督は3日、大きな決断を下し、抽選の勝負に挑む。
佐藤か、中田か。この日の午後、都内の球団本部では約3時間にわたるスカウト会議が行われた。だが、結論は出ず。山下哲治スカウト部長は「2人に絞っている。最終的にはあす(3日)、原監督と話し合って決めたい」と、結論を3日のドラフト直前に行う原監督を交えての最終会議に持ち越した。
巨人は1巡目を佐藤と中田に絞り込んではいたが、夏の甲子園の活躍で一度は佐藤に大きく傾いた。だが原監督にはかねてから「野手のスターがほしい」との希望がある。投手の世代交代は着々と進んでいる中、右の強打者が少ないこともあり、現場には依然、中田を推す声が多かった。
球団も先週から、中田の再調査に力を入れ始めた。また巨人は昨年も駒大苫小牧・田中(現楽天)からドラフト直前に愛工大名電・堂上直(現中日)へと会議直前に方向転換。「チームに一番必要なのは野手」という原監督の主張が通った。今年は157キロ豪腕か、通算87本塁打の怪物か。原監督の決断次第だ。
「くじ引きには行きます。優勝とダブルで? Vはわからないけどね」と話してきた原監督。Vはゲットした。二者択一の決断を下し、いずれも複数球団の競合は間違いない大物ルーキーを自らの手で引き当てる。「奪回」の勢いで、当たりくじまで「奪取」する。