ソチ冬季五輪2014【オリンピズム】雪と氷をとかす熱き戦い(5)国別メダル数、再考のとき+(1/2ページ)(2014.2.4 08:47

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【オリンピズム】
雪と氷をとかす熱き戦い(5)国別メダル数、再考のとき

2014.2.4 08:47 (1/2ページ)雪と氷をとかす熱き戦い
ノルディックスキー世界ジュニア選手権で3連覇を達成して喜ぶ高梨沙羅。ソチ五輪でもこの笑顔をみせられるか=イタリアのバルディフィエメ(共同)

ノルディックスキー世界ジュニア選手権で3連覇を達成して喜ぶ高梨沙羅。ソチ五輪でもこの笑顔をみせられるか=イタリアのバルディフィエメ(共同)

 ソチ五輪に備え、冬季大会の記録をひっくり返していると、国別メダル獲得数のデータが資料によって違っていた。どれを信用してよいのか、いつまでも迷っていてもらちが明かないので、最も権威があるのは国際オリンピック委員会(IOC)と思い、IOCのホームページ(HP)にアクセスしてみた。

 探し方が悪いのか、いろいろトライしても国別のメダル獲得数の表が見当たらない。メダリスト個人のデータに行きつくものの、そこでストップである。

 日本オリンピック委員会(JOC)元・国際業務部参事で、スポーツ・コンサルタント会社「ゲンキなアトリエ」代表の春日良一氏に助け舟を求めると、「いくらやっても無駄ですよ。IOCには国別メダルという発想などありません。よくオリンピック憲章を読んでください」と突き放されてしまった。

 さっそく、憲章のページをめくってみると、第57条に該当することが書いてあった。

 「IOCとOCOG(大会組織委員会)は、いかなる国別の世界ランキング表も作成してはならない。各種目でメダルを獲得した選手および賞状を授与された選手の名前を記載した入賞者名簿をOCOGが作成する。また、メダル獲得者の名前は、目立つような形でメーン・スタジアム内に常時展示されるものとする」

 五輪が開幕すると、新聞、テレビで国別メダル獲得表が報じられる。春日氏は五輪運動の根本原則である「オリンピズム」に反すると語気を強める。

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