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日の丸有人宇宙船 2020年に初フライト HTV改修で数百億円削減 (1/2ページ)

2009.7.11 01:33
このニュースのトピックス科学
宇宙航空研究開発機構(JAXA)で検討されている日本独自の有人宇宙船の飛行イメージ。飛行士は宇宙空間で左側の居住部に滞在し、中央の帰還用カプセルで地上に戻る。(JAXA提供)宇宙航空研究開発機構(JAXA)で検討されている日本独自の有人宇宙船の飛行イメージ。飛行士は宇宙空間で左側の居住部に滞在し、中央の帰還用カプセルで地上に戻る。(JAXA提供)

 将来の月探査を視野に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を検討している日本独自の有人宇宙船の素案が10日、判明した。今年9月に初打ち上げが予定されている国際宇宙ステーション(ISS)への無人補給機「HTV」を“有人仕様”に改良して使用。最大4人の飛行士が地球周回軌道を飛行し、帰還用カプセルで地上に戻る構想だ。2020(平成32)年ごろの初飛行を目指す。

 政府が6月に決定した「宇宙基本計画」では“日の丸有人宇宙船”の開発が検討課題とされ、約1年かけて結論を出すことになっている。JAXAの素案は、HTVの技術と打ち上げ機会を最大限に活用して開発を効率化し、巨額の費用に対する反発を抑える狙いもありそうだ。

 宇宙船の大きさは直径約4メートル、全長約10メートルで大型バスに匹敵。地球周回軌道での飛行を想定し、宇宙空間では太陽電池パネルを展開する。数日から数週間にわたって実験や観測を行い、将来の有人月探査に向けた技術も検証する。

 宇宙船の基礎となるHTVは、米スペースシャトル引退後の物資輸送を担うISS補給機。機体の一部は室内温度や湿度が調節され、ISSにドッキング中は飛行士が普段着で出入りできる。

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)で検討されている日本独自の有人宇宙船の飛行イメージ。飛行士は宇宙空間で左側の居住部に滞在し、中央の帰還用カプセルで地上に戻る。(JAXA提供)

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