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【仕事人】日本製の宇宙服を開発する東工大教授 小田原修さん(58) 分野を超えて「世界」へ (1/4ページ)
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国際宇宙ステーションの「きぼう」で作業する若田光一さんの笑顔で注目が集まる宇宙。その宇宙開発の現場で使われている宇宙服は、実は米国、ロシアの2タイプのみで日本製はない。
「世界に誇れる日本の技術を使えば次世代の宇宙服が作れるはずだ」
2030年の“メード・イン・ジャパン”宇宙服誕生を目指し、宇宙飛行士の毛利衛さんをリーダーとするプロジェクトを3年前に結成。次世代宇宙服の開発に挑んでいる。
従来の宇宙飛行士は軌道を回る人工衛星内の装置取り付けや実験などが主だったため、宇宙服は手を動かす作業ができれば十分だった。
次世代の宇宙服は月や火星に上陸し、自由に動き回ることを視野に入れている。このため、手を動かすだけでなく、全身の関節を自由に動かせることが最低条件になる。
しかし、温度や圧力の変化が極端な月や火星の環境に耐えるためには、強く硬い生地を使う必要がある。硬い生地は自由に曲がらず、曲がりやすい生地は弱い…。難問解決のヒントになったのが日本の「折り紙」だった。研究室のアンナ・グバレビッチさんが発案。折り紙の手法で幾重にも折る「つづら折り」を関節部分に施せばスムーズに曲がる。
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