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【生きもの異変 温暖化の足音】(61)レタスがタコやタケノコに (1/3ページ)

2009.4.1 04:03
このニュースのトピックス科学

 レタスは、サラダの材料の主役だろう。卵サラダやツナサラダはもちろん、ほとんどあらゆるサラダに使われる。多くの品種があるが、最も代表的なのがクリスプヘッド。内側に巻いた葉が重なって丸くなる結球レタスだ。

 「レタスは、温度に敏感な作物です」と大和陽一さんは話す。大和さんは農業・食品産業技術総合研究機構九州沖縄農業研究センター・久留米研究拠点の上席研究員で、レタスの高温障害に詳しい。

 「レタスは、比較的冷涼で降水量の少ない気候に適応した野菜なのです」。20度前後が生育適温だ。

 温度が高いと、どうなるか。まずは「抽台(ちゅうだい)」しやすくなるという。抽台とは茎の伸長現象だ。

 結球レタスの底部中央にあるごく短い茎がコマの軸のように上に伸びて、とうが立ち、黄色の花が咲く。球の内部で伸び始めると苦みが出て、商品にはならない。レタスはキク科の植物なのだ。

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