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被災した柏崎刈羽原発「率直に反省」 原子力安全白書
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原子力安全委員会は31日、平成19・20年版の原子力安全白書を閣議に報告、了承された。19年7月の新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原子力発電所(停止中)を特集し、想定を大きく上回る揺れが起き、多くの不具合が出たことについて「国民に不安や懸念を与え、率直に反省する」とした。
白書は「設計時の想定を上回る地震動が発生したことは最も重要な教訓」と指摘。当時の安全審査は「最善を尽くしたもの」としながらも、活断層の評価が不十分だったことが原因と分析し、評価方法の見直しや消防体制の充実などの対策を挙げた。
一方で「安全規制は事故のリスクをゼロにできない」と強調。その上で「自然現象に謙虚に学び、常に最新の知見を反映させなければならない。耐震安全性の検討課題はまだ多く残されている。一層の向上に全力で取り組んでいく」としている。
同委員会は2年ぶりの白書となった理由を「地震の影響が想定をはるかに超え、対応に追われた」と説明。今年2月、同原発7号機について再開の前提となる原子炉の耐震安全性を認めたことで、一つの区切りと判断したという。
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