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“輝く中年の星” 宇宙への夢描く大西さんと油井さん
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国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補者が決定。会見で記者の質問に答える(手前から)油井亀美也さん、大西卓哉さん、JAXAの立川敬二理事長。手前は「きぼう」日本実験棟の模型=25日午後、東京都千代田区丸の内(川口良介撮影)10年ぶりの日本人宇宙飛行士候補者となった大西卓哉さんと油井亀美也さんは25日、東京・丸の内のJAXA東京事務所で、そろって記者会見し、“宇宙への切符”を手に入れた喜びや意気込みを語った。
小さいころからSF映画が好きで、父親に買ってもらった天体望遠鏡でよく星空を見上げていたという大西さんは、仕事で全国を飛び回りながら、時間を見つけては試験の準備を進めた。「優秀な人たちばかりで、自分が選ばれるとは思わなかった」と振り返り、「母に電話で合格を告げると、驚きのあまり言葉が出ないようだった」と笑った。
あこがれの宇宙行きについては、「地球を見ながら好きな音楽を聴き、その感動を発信したい。宇宙船の操縦もしてみたい」と待ちきれない様子だった。
一方、妻と小学生の子供3人の5人家族の油井さんは、すぐ妻へメールで知らせて「びっくりした。おめでとう」と祝福されたことを明かし、「子供たちも非常に喜んでいた。ちょっと格好いい所を見せられたかな」とにっこり。
子供のころは天文学者や飛行士にあこがれたが、あきらめて別の道に進んだ。しかし、「募集を知って夢を思いだした」という。
常に新しいことに挑戦し続けることが信条。「今までは普通の中年だったが、これからは“中年の星”になり、皆さんに夢を与えられるようなメッセージを発信したい」と、早くも意気込みを見せた。
互いの印象について問われた2人は、「非常にはきはきした方で、存在感もある。見習いたい」(大西さん)、「冷静沈着で正しい判断ができる。信頼できる良い仲間だと思う」(油井さん)と話し、笑顔を交わしていた。
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