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二酸化炭素抑制へLEDでバラ栽培 滋賀県農業技術振興センター

2009.2.17 00:00
温室で栽培されているバラ=滋賀県栗東市の滋賀県農業技術振興センター温室で栽培されているバラ=滋賀県栗東市の滋賀県農業技術振興センター

 切り花の栽培に使用する暖房を抑えて地球温暖化の防止に貢献しようと、滋賀県農業技術振興センターは平成21年度から、通常より低い温度でバラを栽培する技術の開発に乗り出す。LED(発光ダイオード)の光の刺激で低温でも開花させ、暖房の重油を半分に節約する試み。LEDをバラの栽培に活用するのは全国的にも珍しいという。

 同センターによると、バラはほかの切り花より栽培温度が高く、通常なら気温が16度以上でないと花に成長する花芽が育たないため、冬場はボイラーで温室を暖房する。

 そこで注目したのがLED。LEDは植物の光合成を助け、赤には成長を促進、青には花芽の分化を活発にする作用が確認されている。この2色の光を組み合わせることで、低温下でも開花を促す技術が開発できると期待されている。

 研究では、室内を通常では開花しない12度に設定。赤と青のLEDを組み合わせた装置を、時間を決めて照射。装置の数や光の強さ、照射時間で、生育がどう違うかを調べ、商品として出荷できる「低温バラ」の栽培法を確立させる。

 同センター花き担当の田口友朗・主任専門員は「温暖化防止だけでなく、コスト削減にもつながる。栽培法が完成したら全国に発信したい」と話している。

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温室で栽培されているバラ=滋賀県栗東市の滋賀県農業技術振興センター
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