MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース: 科学 RSS feed

【動物園アンケート】「日本の動物園は命を守る」 欧米では安楽死も (1/2ページ)

2009.1.3 21:53
このニュースのトピックス奇跡の命 タイガとココア
四肢に障害をもつアムールトラの「タイガ」(右)と「ココア」。国内の動物園では障害や高齢の動物も大切に扱われている=昨年11月、北海道・釧路市動物園(頼光和弘撮影)四肢に障害をもつアムールトラの「タイガ」(右)と「ココア」。国内の動物園では障害や高齢の動物も大切に扱われている=昨年11月、北海道・釧路市動物園(頼光和弘撮影)

 全国の公立動物園の約3分の1で、生まれながらに障害をもった動物を飼育した経験があることが、産経新聞社のアンケートで分かった。これまで同種の調査はなく、実態が浮かんだのは初めて。展示できなくても飼育を続けているケースもあり、日本大学生物資源科学部の村田浩一教授(野生動物医学)は「欧米の動物園に比べ、日本の動物園は命を大切にするという考え方がよく分かる」と指摘している。

 調査は平成20年12月、公立動物園65園を対象に実施し、49園(75・4%)から回答を得た。

 「生まれつきの障害をもった動物がいるか」との問いに対し、34・7%にあたる17園が「いる」「いた」と回答。釧路市動物園(北海道)が昨年5月に生まれた四肢に障害のあるアムールトラ「タイガ」と「ココア」の2頭を飼育しているのをはじめ、てんかんのような発作があるホッキョクグマ(愛媛県立とべ動物園)▽脚や翼が変形したキジ、カモ約50羽(大阪・天王寺動物園)▽後脚が不自由なコアラ(神戸市立王子動物園)といった例が挙がった。

 こうした動物を飼育するには経費もかかる。釧路市動物園は専用の獣舎建設などに5500万円。とべ動物園は、ホッキョクグマの発作を抑えるのに月1000円程度の薬代と年2回の健康診断料(1回約4万円)を支出しているほか、ファンクラブから免疫力を高めるためのサプリメント(月15万円相当)が寄付されている。

このニュースの写真

四肢に障害をもつアムールトラの「タイガ」(右)と「ココア」。国内の動物園では障害や高齢の動物も大切に扱われている=昨年11月、北海道・釧路市動物園(頼光和弘撮影)

関連トピックス

[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。