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【動物園アンケート】「日本の動物園は命を守る」 欧米では安楽死も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:奇跡の命 タイガとココア
全国の公立動物園の約3分の1で、生まれながらに障害をもった動物を飼育した経験があることが、産経新聞社のアンケートで分かった。これまで同種の調査はなく、実態が浮かんだのは初めて。展示できなくても飼育を続けているケースもあり、日本大学生物資源科学部の村田浩一教授(野生動物医学)は「欧米の動物園に比べ、日本の動物園は命を大切にするという考え方がよく分かる」と指摘している。
調査は平成20年12月、公立動物園65園を対象に実施し、49園(75・4%)から回答を得た。
「生まれつきの障害をもった動物がいるか」との問いに対し、34・7%にあたる17園が「いる」「いた」と回答。釧路市動物園(北海道)が昨年5月に生まれた四肢に障害のあるアムールトラ「タイガ」と「ココア」の2頭を飼育しているのをはじめ、てんかんのような発作があるホッキョクグマ(愛媛県立とべ動物園)▽脚や翼が変形したキジ、カモ約50羽(大阪・天王寺動物園)▽後脚が不自由なコアラ(神戸市立王子動物園)といった例が挙がった。
こうした動物を飼育するには経費もかかる。釧路市動物園は専用の獣舎建設などに5500万円。とべ動物園は、ホッキョクグマの発作を抑えるのに月1000円程度の薬代と年2回の健康診断料(1回約4万円)を支出しているほか、ファンクラブから免疫力を高めるためのサプリメント(月15万円相当)が寄付されている。
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