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【異郷に暮らす生き物たち】クリハラリス シカの角や残飯…旺盛な食欲 (1/2ページ)
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種の和名、クリハラリス(栗腹栗鼠)はその名の通り、腹面が赤みがかった栗色のものに付けられた名前で、中国名は紅腹松鼠。日本でなじみのタイワンリスは、腹面は灰褐色だが、このクリハラリスの台湾南部産の亜種である。
かねがねタイワンリス(以下リス)の中に栗色の腹のものが交じっていないかと各地を探し歩いている。伊豆大島を皮切りに、鎌倉や伊豆半島には足しげく通った。和歌山市の和歌山城や友ケ島、大阪城まで足を延ばしたが、目にしたのは灰褐色のリスだった。
古都、鎌倉。まだ餌付けが禁止されていないころ、人気者のリスが観光に一役かっていた。寺社の庭にはリス寄せの餌台が設けられていた。長谷観音では大イチョウから枝渡りし、ピョーンと餌台まで横跳びして代わる代わるやってきた。リスのお目当ては観光客が与える甘い菓子。高徳院の大仏様の裏手もリスの盛り場で、見物人も多く、人の手から餌をもらうほど慣れていた。
和歌山県と兵庫県の淡路島間の紀淡海峡に浮かぶ友ケ島。スダジイなどの照葉樹が茂り、昔からリスの島として名高く、研究もされてきた。リスのルーツは伊豆大島産で、観光用に持ち込まれた。
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