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【科学】2008年 科学・災害を振り返る 見せつけた日本の底力 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:四川大地震
日本の4人がノーベル賞の栄冠に輝いた。宇宙では「日本の家」がオープンし、夢の再生医療に向けて万能細胞の研究も加速した。日本の科学者たちが世界に底力を見せつけ、次代への突破口を開いた2008年。一方、地震や豪雨は国内外で大きな被害をもたらした。今年の科学と災害の主な出来事を振り返る。
■4氏に栄冠
今年のノーベル賞は南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英・京都大名誉教授の3氏が物理学賞、下村脩・米ボストン大名誉教授が化学賞を受賞。日本の受賞者は6年ぶりで、一挙に4人が栄誉に輝く「ジャパン・イヤー」に。南部氏は物質の質量の起源を解明する「対称性の自発的破れ」理論、小林・益川両氏は宇宙の成り立ちを説明する理論をそれぞれ提唱し、素粒子論の構築に大きく貢献。下村氏はオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見、生命科学の研究を飛躍的に発展させた。
■万能細胞の研究加速
山中伸弥・京都大教授らが開発した新型万能細胞「人工多能性幹細胞」(iPS細胞)の応用研究が世界的に活発化。発がんの恐れがあるウイルスを使わない作製方法、難病患者からのiPS細胞作製、マウスでの治療研究などが飛躍的に進展した。開発競争が激化する中で、京都大の製法特許が国内で成立した。
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