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【科学】首都直下地震のシミュレーション 個人の対策が不可欠 (1/3ページ)

2008.11.24 07:58
このニュースのトピックス科学
中央防災会議の被害想定から作成中央防災会議の被害想定から作成

 ■必ず来るという意識で備える

 首都直下地震が発生すると、最悪のケースでは1万1000人が死亡し、85万棟が倒壊・焼失すると想定されている。被災者が街にあふれ、大混乱が2次災害につながる恐れもある。行政だけでは対応しきれないのが実情で、個人の備えが不可欠だ。被害軽減と混乱回避のために何ができるのか−。中央防災会議がまとめたシミュレーションと対策を紹介する。(蕎麦谷里志)

                   ◇

 ≪建物崩壊≫

 首都直下地震は首都圏で起きるマグニチュード(M)7級の地震で、今後30年以内の発生確率は70%とされる。中央防災会議は18カ所の震源地を想定し、予想される被害を公表。最も被害が大きくなる東京湾北部の地震(M7・3、冬の夕方に発生)を中心に対策をまとめた。

 ≪小さな揺れが始まったと思ったら、次の瞬間、激しい揺れに立っていることもできなくなり、家具のほとんどが倒れる。揺れは20〜30秒続き、昭和55年以前にできた木造建築を中心に家屋が崩れ、一部では火災が発生する≫

 地震で一番怖いのは建物の倒壊と火事。住宅の耐震・耐燃化、家具の固定などの対策が最優先課題だ。

 しかし、経済的な負担が小さく比較的容易にできる家具の固定でも、実施率は約30%にとどまっており、まだ意識は低い。

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中央防災会議の被害想定から作成

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