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エアコンは冬に売れ 松下、三菱が新製品を発表
このニュースのトピックス:家電
エアコンの冬商戦に異変が起きている。メーカーによる新製品の投入時期が早まり、例年年明けの1月に店頭に並んだ新商品が、一昨年あたりからは11〜12月に並ぶようになった。背景にはエアコンを夏の季節商品ではなく、冬にも売れる「年間商品」として定着させたいメーカーの思惑があるようだ。
今年の冬商戦では松下電器産業が9日、三菱電機が10日に、はやばやとエアコンの新製品を発表した。
松下電器は例年新製品を1月に発売していたが、平成17年、18年は12月、今年は11月1日に設定した。松下電器の担当者は「暖房性能が向上し、冬にも売れるようになってきた」と話す。
一方、11月中旬に売り出す三菱電機も、東健一専務執行役が「暖房機としての認知度が上がった。年末商戦向けに、1日でも早く店頭に出したい」と早期投入の意義を強調する。
東芝も昨年は前年より2カ月早い12月に新製品を投入しており、今年も前倒しが予想されている。
日本冷凍空調工業会によると、かつてエアコンは、夏の冷房用途がほとんど。暖房用途は電気代がかかる上に温まりにくいという消費者の声が多かったという。
だが、一昨年あたりから冬のエアコン販売台数が増え始めた。暖房性能の向上や、すぐに温風が出る快適性などを強化した各社の新製品が受け入れられた形だ。値上がりした灯油を使う石油ストーブや、死亡事故が問題化した石油ファンヒーターに取って代わったとの指摘もある。
エアコン生産は最大の需要期である夏に向けてピークを迎え、それ以外の季節は稼働が低下する傾向がある。季節を問わずに売れるようになれば、メーカーにとっては、生産の平準化が図れるメリットもある。
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