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【クルマの達人】メルセデス・ベンツ「C300 アバンギャルドS」 (2/5ページ)
【クルマの達人】メルセデス・ベンツ「C300 アバンギャルドS」 シャープなボディーラインがスポーティーさを主張する。JR佐原駅の「のれん」が妙に似合う(JR東日本の了解を得て撮影。ナンバープレート部分は合成)=千葉県香取市佐原ギアシフト横の走行モードスイッチを市街地向けの「C(コンフォート=快適)」に設定して走り始めると、室内の静寂さとは対照的に、足回りはゴツゴツといった硬めの印象を受けた。
東関東自動車道の千葉北料金所手前で、走行モードを「S(スポーツ)」に切り替え、自動車道の本線に合流する。走行車線で軽く流し、前方の視界が開けたところで、グィとアクセルを踏み込んでみる。「モォーン」という、モーターのようなエンジン音とともに、V型エンジン特有の滑らかな加速がグイグイと車体を押し出す。
スピードメーターの針はグングン上昇し、数値上は相当な加速なのだと分かるが、余裕のあるエンジンパワーと豊かなトルク、剛性の高いボディーが怖さを一切感じさせない。市街地でゴツゴツ感じた乗り心地も、高速走行に照準を合わせていたのだと、このとき気づいた。あちこちのメディアで絶賛されてはいるが、ベンツの高速運転は本当にいい。しかし、ちょっと意地悪な思いが頭をよぎる。「完璧(かんぺき)すぎて面白くない!」



