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【クルマの達人】「BMW 135iクーペ」 伝統と革新 独職人のワザが光る (1/5ページ)
Made in Germany。独製。その響きが好きだ。硬質で、精密で、職人の自信と手の温(ぬく)もりが伝わってくる、響き。ナイフだったらゾーリンゲンあたりで作られたもの、カメラだったらライカ、では、クルマだったら…。ちょっと答えに窮する。所有している1973年式のフォルクスワーゲンビートルだって、メルセデスベンツだって、ポルシェだって、そしてもちろん、このBMWだって、どれもこれも魅力に溢(あふ)れているのだから。
かつて、バブルのころ、“六本木のカローラ”だなんて、迷惑な呼ばれ方をしたけれども、このBMWというクルマは、いつの時代もクルマを測るひとつの基準になっていたように思う。今回、135iクーペに乗ってみて、その思いを再確認した。
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フロントからサイドにかけての眺めは、力強い塊(かたまり)感。白のボディーカラーに映える白のレザーシートは細かな電動調整が可能で、体格や運転姿勢に柔軟に対応する。手のひらに吸いつく太めのステアリングは安定感と安心感をもたらし、前後の視界も十分で、まったくストレスがない。




