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【クルマの達人】「プジョー 207GTi」 路面に吸い付くような「ネコ足」 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:女性モデル
セルジュ・ゲンズブール。フランスの作詞家、作曲家、歌手、映画俳優、映画監督…。無精ひげにくわえ煙草(たばこ)、酔いどれ姿は、昨今の言い方なら“ちょいワル”か。その飄々(ひょうひょう)とした身のこなしの足もとは、素足に履いたレペットのダンスシューズ。アッパーは白の薄革、ソールも数ミリの薄いしなやかな革。履くと素足以上の素足感だ。砂利道、アスファルト、石畳…。必ずしも快適、とはいえないが、踏みしめた地べたのようすを率直に足裏に教える。
そうそう、足なのだ。今回は、プジョー207GTi。プジョーのクルマはその煮詰められたサスペンションを評して「ネコ足」と呼ばれてきた。路面に吸い付くような感覚で、乗り心地と走行安定性を両立する足回りを生みだすのは、ショックアブソーバーを自社生産するというこだわりだ。
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ボンネットの半分以上の長さを持つつり目のヘッドランプは、ネコ科の眼。誇らしげなライオンのエンブレム、大きく口を開いたエアインテーク、リアのエアスポイラーが力強い。かつて205ターボがパリ・ダカール・ラリーなどで活躍し、砂漠のライオンと呼ばれたDNAは、たしかに息づいている。スピード感あふれるサイドビューは、獲物に飛びかかろうとする獣。インテリアは大振りのバケットシートがしっかりと身体をホールドし、クロムメッキされたメーター、アルミ製のシフトノブとペダルが戦闘モードをかきたてる。




