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【裁判員裁判】「心情的に同じ気持ち」むかつく発言 裁判員経験者が意見 仙台
女子高生=当時(15)=に対する強姦(ごうかん)致傷罪に問われた宮城県大崎市の無職、結城一彦被告(39)を審理した仙台地裁(川本清巌裁判長)の裁判員裁判。
20日の判決で、川本裁判長は「被害者の精神的、肉体的な苦痛は重大」とし、懲役9年10月(求刑懲役10年)を言い渡した。判決理由では「謝罪の気持ちがあると認められるとの意見が大勢でした」と、被告の反省度合いを議論した評議の一端を明らかにした。
判決公判後の会見には、男女4人の裁判員経験者が出席。被告人質問で結城被告に「むかつく」と発言した50代男性も応じた。
男性は、川本裁判長に「説教が始まるのかと思いました」と諭されたエピソードを披露。「評議で被告の刑を軽くする気持ちになった。(裁判官と裁判員の)9人で話していくうちに変わった」と説明した。
男性の発言について、仙台市若林区、主婦、渋谷みち子さん(59)は「心情的に同じ気持ちだった。『よくぞ言ってくれた』と感じた」と同調する意見。柴田町の高橋忍さん(54)は「裁判官は感情をあらわにできない。(男性の発言は)裁判員制度のおかげだと思う」と話した。